双子霊の形成
鉱物界、植物界、動物界での習得
 そうすると、「魂の起源とその表現」でお話しましたように、この霊の衣を着た魂は表現の世界へと下降し、まず鉱物界で表現をとります。鉱物界では何千万年という長い時期を通ります。この表現の世界でのすべての習得、たとえば鉱物界ならば、炭素からダイヤモンドを作るまで、そのような習得の過程は七次元にある霊へ常に送っています。なぜならば、ここであるエネルギーを蓄積したときに、表現の世界の物質の中に入るのはその「ダブル」と呼びますが、ちょうど二重の存在だからです。すなわち、何百万年、何千万年という鉱物界での習得を通じて、私たちの霊は強くなって習得を積んでいきます。鉱物界のクリエーションにおいて、ミネラルがどのように変換し、火山の火でどのように成分が結晶し変わって行くかを習得している段階です。
 こうして次に植物界で表現をとります。そこでは草や木、花としての表現をとりながら、外気に触れる場所で多くの習得を積みます、草として木として美しい花としての習得、それらもこの七次元の霊を強化して行く習得の過程です。
 こうして植物界での習得が終わると、動物界に表現をとります。ここでは動くことができます。しかし、いまだに動物界のほとんどは個別の霊は持っていません。集団霊といって集団での移動をしたり、集団の霊によって導かれる段階です。植物となった段階で、すでに血液循環に相当する光合成によるエネルギー循環があります。また二酸化炭素を酸素に変換するように、自らの内側で変換の機能を身につけました。しかし動物となるともう頭脳があります。そして動物本能があります。しかしながら、マインドの球体は持っていません。チャクラもありません。しかしもう動きを持ち、人間に近づく存在です。このようにして、七次元の霊はさらに習得を積んで強化されてきました。すなわち、人間の中に宿る充分な準備ができました。

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