亜人間(ヒューマノイド)の段階
 もうその充分なエネルギーが蓄積されたので、ここで二重の創造が始まります。すなわち、二元性がここで分離した表現をとるのです。この分離は五次元で現れます。すなわち、私たち自身のこの同じエッセンスから「双子の霊」、「対となる霊」が同時期に形成されます。私たちの原初の霊、それは創造主と似た姿に造られました。しかしこの五次元に表現をとった双子の霊、これは私たち自身の創造です。こうすることによって地上に三次元的な人間としての表現をとる準備ができました。そうすると三次元に一人は男性として、一人は女性として表現をとることになります。
 しかしこれはまだ完全な人間とは呼べない亜人間(ヒューマノイド)です。いわゆる類人猿よりも前の段階です。皆さんもよくニュースなどで、中国で発見されるイェティのことはご存知でしょう。類人猿とは違い、かといって動物ではなく毛むくじゃらの人間というか人間に近い存在です。言葉は喋れます。そしてマインドの球体もビー玉の大きさくらいですが持っています。すなわち、もう動物界ではありませんが、人間の段階には足りません。その途中です。1980年代のことですが、中国の田舎で女性のイェティが小屋に入ってきて、その場にいた男性に対して性的な欲望を抱いていることを感じた、と言っていていたニュースを覚えています。このような亜人間(ヒューマノイド)はいまだに存在するのです。
 私たちも皆その段階を通ってきました。ここではチャクラの機能が開始されます。この段階では高次的な許しで「双子の霊」との出会いがあります。同じエッセンスから生まれた二人ですから、大変に引き付け合います。しかし、同じような容姿でも対の霊でなければ側を通っても見向きもしません。皆さんはよく第一印象でどうも気に食わないという人があったりしませんか。拒絶感を感じます。そんな時は当然近づきはしません。しかしこの段階ではまだ理性的な考えなどはありませんから、対の霊と近づいただけで一緒になるのです。ちょうど動物界で、雌の猫と雄の猫が一緒になるように、また犬は犬同士、馬は馬同士で一緒になるようにです。しかし他の動物とは一緒になりません。
 私たちの性的なチャクラは真ん中より下の方に位置しています。そしてこれは赤い色を放ちますが、この赤が他の色よりも大変強いという理由から、双子の霊はこのバイブレーションで引き付け合います。このように同調するバイブレーションによって引き付け合った二人は、接近することで性のチャクラがさらにエネルギーを増幅し、それによって動物本能的な性欲が始まります。このように双子の霊が出会って、最初に性的に結び付いたときに、この性エネルギーは七次元の霊に送られます。

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