正しい性的な交わりの際は光のサークルで防御される
 さて、こうしてセギスムンドがこの世に生まれるというときが来ました。そこで彼の母親となるラケルという女性も準備を受けました。すなわち、その受胎の前にセギスムンドはちょうど小さな光のようになってこの母親となるラケルの胸に抱かれました。
 ところで、Dr.ロベルトは、「受胎がなされるときにも、すなわち性的な交わりのときにもあなた方はいるのですか」とDr.アレハンドロに質問しました。するとDr.アレハンドロは、「いいえ。あなたはお医者さんですから知っているでしょうけれども、受精や受胎は性的な交わりの瞬間ではなく、その後に行われるものであり、私たちがその神聖な行為を見るということはありません」と答えました。「しかし、受精をする瞬間にはいなければなりません」そしてまた、「このように正しい性的な交わりというものは好奇の目からはすべて守られています」とも言われました。
 すなわち、生殖を目的とした性的な交わりのときに父親と母親は常に防御を受けているということです。つまり、このとき二人は光のサークルに包み込まれ、決して悪魔達がそのときに妨害したり、悪い意図を実現することが出来ないように守られているのです。なぜならば、この三次元にいるときには四次元的な多くの悪霊や悪魔達、またアストラル界をトリップしている人々の好奇の目に晒されているからです。ですから皆さんも多くのアストラル体験を聞いたり読んだりすることがあるでしょうが、このカップルの性的な結合をアストラル的に見たというような体験はないはずです。
 しかしDr.アレハンドロは、「それはすべての場合に当てはまる訳ではありません」と言いました。「なぜならば、売春宿のように商業的で退廃的な性的な交わりが行われる場所では光の防御サークルは作られないからです」と言いました。そうすると、そういった場所では反対に悪魔達はちょうど見世物を見るように、またさらには肉欲を煽って退廃を促すためにやって来ます。すなわち、退廃的な性行為を持つ度に多くの目が私たちを見ていたということができます。

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