進化を遂げた存在であればある程、苦しい環境を選択する
 そして往々にして見られることは、進化を遂げた存在であればある程、地上に生まれるときには大変ひどい状況の貧しい家庭であったり、また多くの問題を抱えた家庭であったり、そういった状況の中で生まれることを望みます。なぜならば、そのような状況の中での方がより速く習得と進化を遂げることが可能であるということを知っているからです。すなわち、崇高であればある程、苦しみと痛みが習得と理解を助ける薬であり、また愛を開発するために最適のトレーニングであるということを知っているからです。
 私たちも多くのグループや人々に接しノーシスを伝える役割を果たしながら、それは実際に本当であるということを認識して来ました。なぜならば、甘やかされて育って来た子供であればある程、進歩がどうしても出来ないということが言えるからです。子供達を甘やかすということが如何に害になるかを両親達は認識していないのでしょう。メキシコではこのように甘やかされた子供は「親の恥である」と言われます。なぜならば、子供を甘やかすというのは親の弱さ故であり、また親の怠惰故であるとされるからです。すなわち、弱さとは子供の悪いところを直す勇気がないという弱さです。そうすると、その弱さが甘やかす態度を通じて子供達に伝わり、それによって育った子供は決して自分に自信を持つということが出来ません。また怠惰というのは、本当の意味で子供を教育するということは怠惰では出来ないことだからです。それからそういう親はもちろん無知であるといえます。なぜならば、それらすべてのことを理解していないからです。しかしながらその場合でも、親となった人物はその子を子供として受け入れる承認をし、そしてその子が一人で自分の責任を持てるまで助けるということを受け入れた責任があるのです。
 それから、学校や仕事など、さして苦労することもなくすべてストレートに自分の思い通りになって、簡単な仕事でたくさんの収入を得たり、ただいつも楽な生活を実現している場合にも、内側の砦を築くことがなく多くの恐怖心で満ちて生活をする人物が出来がちです。
 したがって、大変マンネリ的で単純な仕事を持っているのならば、もう少し社会的な人々の役に立つ仕事にボランタリーとして働くことでなどで補足することができるでしょう。そしてそういった仕事としては自分が嫌だ、やりたくないと思う仕事ほどそのためには役に立つでしょう。
 一方、精神的に進化を遂げた存在達には、肉体を持って生まれるときに両腕なしで生まれるよう自ら望んで来る人々があります。それは正しく精神的な価値をさらに速く開発する目的を持っているためです。

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