類人猿の段階
 こうしてヒューマノイドとしての生まれ変わりは終わり、類人猿の段階に入ります。なぜならば自然界は決してジャンプしません。段階的に進んで行きます。こうしてまた、地上に生まれました。今度は洞窟のような所に住んでいる類人猿です。火を使うことができます。そして石器などのような器具を使うことができるようになります。そしてただ外気にさらされて生きているのではなくて、洞窟に生きるようになります。マインドの球体ももう少し開発されてきました。そしてそれぞれの開発が完璧になされるように、この段階では双子の霊が一緒になることは許されていません。なぜならば、この類人猿という段階で女性、男性として生まれたときに性的な欲望を感じれば自分のカップルを探し求めます。ここでも性がすべての原動力になるということが観察できます。しかし双子の霊に出会いませんから他の類人猿とはどうも相性が合いません。そうすると暴力を使うようになります。強引に男性が女性を、また女性が男性を性行為に強いることになります。それがよく皆さんも漫画で見る、いつも髪をつかんで一緒に連れて行くという姿です。
 こうして、まあ性的な結合があり、生殖がなされます。しかし相性が合うカップルではないので、往々にして別れます。狩に行ったり、また水汲みに行ったりして洞窟に戻ってくると、もう相手がいません。そうすると、どうして居なくなってしまったのだろう、と自問します。考え始めます。このように強制的に「考える」というプロセスが始まり、それによってマインドの球体の開発を助けます。そしてこれらすべての体験を通じて得る習得も七次元の霊の栄養となっていきます。

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