マヤ文明で教えられてきた高次と低次の世界
ククルカンの神殿の内部神殿
ククルカンの神殿の内部神殿
 マヤ文明では、ケツァルコアトルはククルカンと呼ばれて崇拝されました。これはチチェン・イッツァーにあるククルカンの神殿ですけれども、9段層からなっています。そして春分の日と秋分の日には、光の蛇ククルカンの降臨を見ることができます。
 このククルカンの神殿の内部には、さらにやはり9段の9つの闇の主を表している神秘の神殿があります。このように地中の奥深くに冥界、死者達の住むシバルバがあります。そして私たちの住むこの世界から上には、言葉に絶するほどの美しい13の光の主達の司る世界があります。

 これはパレンケにある碑文のピラミッド(碑銘の神殿)です。このピラミッドも9段層からなっています。頂上からさらに内部の階段を降りると、司祭パカルの石棺があります。そして光の主達の世界に昇る13の空があります。すなわち、生と死、それは進化と退化と同じように常に隣り合わさったところに存在するのです。
碑文のピラミッド/パレンケ 司祭パカルの石棺 石棺の蓋/部分拡大図
碑文のピラミッド/パレンケ 司祭パカルの石棺 石棺の蓋/部分拡大図

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