そして更に南にも南米に向かってこのインカの帝国、マチュピチュのように人類が通ってきたその歴史とそれに沿ったこの知識の伝達が証として残されています。中米や南米では原住民達は殺されるのではなく、新たにやってきたヨーロッパの人々、特にスペイン人との混血という形で新しい民族、いわゆるラテンアメリカの民族がつくられてゆきました。ですから現在のメキシコ人はアステカ人などの原住民の血だけではなく、スペイン人、フランス人、イタリア人など多くの血の混血から成っています。 |
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マチュピチュ/ペルー |
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さて、これから一跳びにゴビ砂漠に飛びましょう。アルタイ山脈から東南にあたる砂漠地域に大変近い将来発見されるであろう多くの痕跡があります。このゴビ砂漠に現在アジア大陸そして日本の民族の祖先となった黄色人種が移ったのです。ですからその起源を謎とされるようなクメール文明、アンコール・ワットで代表されるような多くの遺跡がアジアにも残っています。そしてこの黄色人種の中でもまず最初に中国でアトランティスからの知識を開発して素晴らしい栄華を誇るその時代を作り上げました。そして日本では歴史上では先縄文時代として知られるこのような営みが始まり、古神道の起源がそこにみられます。ですから一口に黄色人種といっても日本人と中国人、またベトナム人と韓国人というようにそれぞれ大変異なった性質を持つものです。そして日本の場合は特に歴史的な条件とそして地理的な条件により、最も混血の少なく保ってきた人種の一つであるということができます。 |
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クメール文明の遺跡/タイ |
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さて、ヒマラヤのふもと、チベット地方では大変高地にあたるために大洪水からも逃れてきました。そしてヒマラヤの山奥の洞窟などは多くの謎と神秘が保存されています。ちょうどマチュピチュ周辺も海抜4,000mありますけれども、このマチュピチュと同様、チベット地方にもアトランティスの文献やそして人類に伝達するべき知識などの記されたものが保存されています。皆さんにこの講座を通してお伝えするこの知識の多くも、このようなチベット地方やまた他の文明を通して伝えられてきた叡智です。このタントラは性の神秘に他なりません。そして神秘といってもいわゆる下級の神秘と上級の高等神秘という多くの段階があります。インド、それは灰色人種が展開してきた文明です。後には多くのアラブ系やアフリカとの混血をもちました。そしてこのインドの文明は遠くタイやインドネシアにまでも広がってゆきました。 |
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タントラ/インド |
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