蛇、鷲、13、4、象、7、8
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ククルカン/メキシコ |
そうすると、アステカ文明でも蛇をエネルギーの象徴とし、そして鷲を魂の力強さとして表します。そして蛇として表される性エネルギーは、ポジティブにもネガティブにも使えるものです。このエネルギーが上昇し、鷲の羽をつけるとき、精神化した性エネルギーを表します。
このように蛇がすべての文明でエネルギーを象徴しています。それは、性エネルギーは蛇と同じ動きを持つからです。そうすると多くのシンボルは科学の分野にも適用し、また確認をする役に立ちます。蛇、ドラゴンというのは、火または性エネルギーを象徴するものです。すなわち自分自身を性エネルギーによって、蛇によって飲まれる人、これが蛇の人間、ケツァルコアトル、神の人間となります。マヤ文明ではケツァルコアトルのことをククルカンと呼んで崇拝しました。
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トナンツィン/メキシコ |
メキシコのアステカ文明では、三回転半したガラガラヘビを私たちの聖なる母、トナンツィンとして崇拝しました。そしてこのガラガラヘビの尻尾には節が13あります。13という数字は死を意味します。そしてこの13は1+3=4で生命を意味します。ということは生と死は常に隣り合っているからです。
インドでは全く同じ蛇のことをデビ・クンダリーニという名で呼びます。そしてこれはムーラダーラ・チャクラ、4枚の花びらを持つチャクラですけれども、この三角の中に私たちの聖なる母が蛇に巻かれています。そして、その下にある白い象は7本の鼻を持っています。象は力を象徴します。そして白い象は純粋な力という意味です。また、7は勝利を意味します。すなわち、この聖なる母の中にすべてを勝利に導く力が秘められています。
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ムーラダーラ・チャクラ
(根のチャクラ) |
アナハタ・チャクラ
(心臓のチャクラ) |
ここで重要なのは、性エネルギーを昇華し、私たちの仙骨に位置する聖なる母がハートにある父のところまで至ることです。これは、下向きの三角▽、ここでもう一つの上向きの三角△をつくる必要があります。ですから、ここを起点として二匹の蛇が上昇するシンボルが表されています。これら二匹の蛇もインドやネパールで大変多く見かけます。
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チャクラ/インド |
チャクラ/ネパール |
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弁財天/日本 |
日本ではこの蛇は弁財天に表されています。聖なる母が蛇に巻かれています。
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伏羲とジョカ(女)/中国 |
これは中国のもの。一組の男女が蛇の身体を隣り合わせて無限の8を形づくり、太陽と月のエネルギーをもって神々となる姿を表しています。
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マーキュリーの杖 |
またエジプト、ギリシア文明の中で、蛇はマーキュリー、水銀、生命の水として表されました。この背骨に沿って上昇する二匹の蛇を表しています。そしてこのシンボルはいまだに医学のシンボルとなって残っています。
そうすると、ご覧のようにマヤやアステカも、インドやネパールも、日本や中国も、そしてエジプトやギリシアでも全く同じシンボルです。それはすべてアトランティスから受け継いでいます。 |