ジョセフィーヌの例 もう一つの実例をお話しましょう。やはりブラジルの例ですけれども、大変相性の合う男性と女性がいました。女性がジョセフィーヌ、そして男性はフランシスコという名でしたけれども、彼女が22才、彼が25才のとき、結婚しようということになりました。しかしフランシスコは病気をして死んでしまいました。自分の恋人が亡くなってしまったので、ジョセフィーヌは大変悲しんでいました。 フランシスコは肉体の外に出ると、五次元、霊に世界に入りました。そして光の存在たちと出会いました。そこで、 「自分は大変若く幸せに結婚しようとしているときに、どうして死ななければならなかったのでしょう」 と尋ねました。そうすると、ここで光の存在たち、天空の技師たちが彼に説明をしました。 「あなたとジョセフィーヌは、もう何千年も前にエジプトで出会っています。そして二人は70人の相性の合う霊ですが、未来の転生において助け合う約束をそこでしていました。だからこそ今生でブラジルに二人生まれて、大変気が合ったのです」 しかしここで彼が言われたのは、ジョセフィーヌの息子としてあなたは生まれなければならない、ということでした。なぜならば、彼女と結婚するために生まれたのではないからです。だからこそ死に、そしてジョセフィーヌの息子として生まれ変わらなければならないのです。 そしてジョセフィーヌは大変悲しんでいたので、その霊は悲しまないようにそして近いうちに息子として生まれるのだから、ということを知らされました。 「あなたの息子となるのですから、彼を助けることになるでしょう。昔の約束はそのまま続いているのです。しかしジョセフィーヌ、あなたはギリシア系の子孫の男性と結婚しなければなりません。ローマの血を継いでいるからです。そして現在はブラジルに住んでいます。こうして、フランシスコはあなた方二人の間から息子として生まれます。なぜならばこの息子として生まれるフランシスコは、ギリシアの哲学やローマの芸術を受け継ぐ必要があるからです。使命を果たすために遺伝子の中にそれを持って生まれる必要があり、そして大変相性の合うあなたの愛情を必要としているのです。ですから、今生で二人が一緒に居られたのは短い期間であってもその間この二人の結び付きを強め、そしてフランシスコの次の生まれ変わりの時の使命を果たす準備をしなければならなかったのです」 こうしてフランシスコは、後に双子の霊と出会いました。 |
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