双子霊の実例
イエスの例
 たとえば、イエスはメシヤとして、アトランティスの時代にも肉体を持ち、何回か地上で肉体を持ちました。肉体を持った最後のメシヤとして生まれたイエスとしてのときには、ご存知のようにカップルは持ちませんでした。しかしそれより前の別の肉体で生まれたときには妻を持っていました。この妻の名はその転生によって変わりましたけれども、ヴェスタと呼ばれたり、またはベスペリーナという名前のときもありましたが、彼女の名前はオディーナといいます。したがってイエスが地上で使命を果たしているとき、彼の双子の霊であるオディーナもイエスと同様に大変高等な存在であるが故に、彼女は金星で使命を果たしていたのです。
 そして一度、エルサレムでイエスがアストラル界でオディーナと出会ったときに、オディーナは他の惑星で使命を果たしているけれども、彼よりも前に人類に火あぶりにされて肉体を後にすることになるだろう、と言いました。ジャンヌ・ダルクのように火あぶりになると言うのです。すなわち、イエスが十字架にかけられる前に彼女の方が先に肉体を後にするというのです。
 このような進化を遂げた二つの霊は、同時に、しかし別の惑星でその人類の進化のために仕事をしていました。だからこそイエスとしての人生では、この地上では妻は持ちませんでした。しかしイエスとしての人生は、地上で肉体を持った9回目のときでしたが、これを最後にこの地上をその血で肥沃にし、その後は二度と肉体を持って現れることはありません。この二人は一人なのです。「愛を与える人々(アマドレース)」の高い層に一体化しています。そして人類を助け続けてはいますが、もう肉体を通じては行っておりません。なぜならば、この星の進化、そしてこの星の住人の進化は彼の責任だからです。

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