高次層にある純白の蓮の花、赤いバラの花
 そしてこの高い層で興味深い点は、アーチのような形で分かれており、このアーチの一つの中には、純白の蓮の花があります。そしてそこから全創造(クリエーション)のために多くの知恵が発せられます。別のアーチには、赤いバラの花もあります。全人類のための愛を放っています。花、それは植物界における最も美しい表現です。ここでこのようなお話をしたのは、これほど高い層にも花があるということが大変興味深いからです。愛はこの赤いバラから放たれているということです。
 もう少し先の講座のときに触れるつもりですが、すべてのエネルギーが放たれるということは、必ず幾何学的な形をとります。ちょうど雪が降ると雪の結晶にも幾何学的な形が表現されますけれども、それが放たれたエネルギーの形だからです。そうすると、このバラの花の形をよく観察してみましょう。この形は私たちのハートに到達するエネルギーのその幾何学模様、すなわち赤いバラと私たちのハートを直通する共振性があります。そしてまた、だからこそバラの花は心の痛手の治療に役立つのです。そしてこのように私たちと共にあるときにも、そのようなエネルギーを放っています。ですから、古今東西人類を教え導く為に高いところから降りてきたアバターラ達、またマイトレーヤー達はこの人類の中にあって大変な苦しみを感じるとき、高次層のこの赤いバラから放たれるエネルギーを栄養としたのです。
 そうすると、このように純白の蓮の花や赤いバラの花などは、このクリエーションの色々な層を浸透して大変高い層にまで至っているものであるということです。すべてのクリエーションが愛によってなされました。クリエーションの中で、被造物の中で最も神聖化されるもの、また神聖化するもの、それが「愛」です。そして人間的な「献身」や「犠牲」、その神聖化は「愛」によって表現されます。

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