ヨーロッパで教えられてきた高次と低次の世界 このように肉体の死後、私たちの魂と霊は上昇するか、また下降するか二つの道があるということが世界中で知られています。
この低次層には大変な悪事を行った政治家や搾取をした人々、怠け者、また強欲者、殺人者、また自殺者、裏切り者などがあります。この低次層、いわゆる地獄はこれらのいろいろな行為によって生じた有害な成分を霊から落とすための洗浄のプロセスであり、そしてまた地球にとっても有害な成分を洗い流すところです。すなわち、私たちが生きている間に自発的に洗浄を行わないのであれば、肉体の死後、地球が有害な成分を強制的に落とすという仕事をするのです。 なぜならば、魂は神聖な火花です。そしてその衣となっている霊が汚れているのならば、その霊は洗浄しなければなりません。ですから、生きている間に私たちに与えられたこの自由を使って自発的に洗浄するのならば、肉体の死後、洗浄する必要はないのです。
右側の図はルシファー、落ちた天使です。このルシファーが低次層の神秘を司ります。両方とも大天使です。ミカエルは高い空に向かって羽ばたく翼を持ち、ルシファーは反対に下降する翼を持っています。こうして、この空と地獄の教えは多くの大聖堂や教会にも、その建築を通して表されています。 そして私たちの霊、それは神々の慈悲によって常に救われる可能性をもっています。そしてまた悪魔達も私たちを奴隷とするのではなく、私たちが悪魔を使うこともできるのです。それが神々の慈悲だからです。 |
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