ノーシスとは
 ノーシス(Gnosis)はギリシア語を語源に持ち、「知識、叡智、直感的認識」などと訳されますが、これは表面的な知識ではなく、もっと深い知識、宇宙の普遍的な知識を意味します。すなわち、人生や宇宙の秘密や法則、創造の神秘についての知識を意味します。

 ノーシスの起源は大変古く、その痕跡はエジプトのピラミッド、マヤ、アステカ、ペルーの神殿や古文献、チベットの仏教、中国の道教、日本の古神道、原始キリスト教やカバラ、・・・など世界各地の古代文明や宗教に認めることができます。また優れた芸術作品、絵画や音楽、彫刻などにもノーシスの表現が見られます。一方、量子力学や原子核物理学などの最先端科学にもノーシスの原理を見つけることができます。その上、公式科学がまだ到達していない領域の情報さえも提供しています。
 ノーシスは「すべての宗教の源泉、すべての芸術のインスピレーション、すべての科学の起源」であり、「世界の歴史ほど古く、エレクトロニクスの時代ほど新しい」知識です。

 「古くて新しい」、なぜそんなことが可能なのでしょうか。それは、ノーシスが単なる理論だけの表面的な知識ではなく、実践的な奥深い知識であるからです。ですから、いつの時代にも適応してきましたし、現代においても個人の日常生活や問題解決に適用できるだけでなく、社会問題や国際問題解決のためにも活かすことができます。そして未来の準備にも役立つものです。

 ノーシスは知識の独占や商業化をすることなく、また宗派的、政治的な意図も持っていません。この知識はすべての人々、すべての宗教、すべての国々に順応できる自由なシステムです。


ノーシスの人々への普及
 ノーシスの人々への普及は、サマエル・アウン・ベオールによって1950年代に中南米諸国で始まりました。その後、彼の教えを受けた人達が中心となってアメリカ、ヨーロッパ、アフリカなどの多くの国々に普及され、日本には1980年代にもたらされました。それらの普及活動が目指すところは光を求めるすべての人々に精神的進化を助ける知識を伝達することにあります。現在、ノーシスは全世界の数千万人の人々に影響を与えています。

 では、ノーシスはどこで学べるのでしょうか? 文献もいくつか出版されていますし、すでにノーシスを学んだ人達が世界各地で、自発的に講座を開いています。それらの講座で、ノーシスは無料で提供されています。


なぜ今、ノーシスが公開されているのか
 なぜこの時代に、ノーシスが公開されているのでしょうか。
 私たちの太陽系は、1962年2月4日に水瓶座(アクエリアス)の時代に入りました。このアクエリアスの時代は「光の時代」、「直感の時代」とも呼ばれ、すべての神秘が明らかにされる時代であるといわれています。ノーシスが公開されたのも、その理由によります。今まで秘密とされてきた叡智が手の届くところに置かれているのです。
 ノーシスの公開は宇宙的なプログラムによるものであり、新しい時代に向けて人々を準備するものです。

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